リビング20畳が狭い?原因と広見せ術

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新築の間取りを見ていて、リビング20畳なのに狭いかも…って不安になること、ありますよね。図面上は広そうでも、実際の暮らしを想像すると「家具を置いたらどうなる?」「動線は詰まらない?」って気になりがちです。

この記事では、20畳リビングの広さ感覚、20畳リビングレイアウト、20畳リビング家具配置の考え方を、あなた目線で整理します。あわせて、20畳LDKのメリット・デメリット、縦長横長正方形の間取りの違い、20畳リビングの収納やインテリア、照明配置や間接照明、吹き抜けや大開口窓まで、狭く感じる原因と対策をひとつずつほどいていきます。

「20畳って本当は広いの?それとも普通?」の答えは、面積だけじゃ決まりません。ポイントを押さえると、同じ20畳でも“広く見える家”に寄せられますよ。ここ、気になりますよね。

  • 20畳が狭いと感じる主な理由
  • 20畳リビングと20畳LDKの違い
  • 家具配置と収納で広く見せるコツ
  • リフォームや設備で改善する選択肢
  1. リビング20畳は狭い?判断基準
    1. 20畳リビングの広さ感覚
      1. 体感をズラさないためのチェック方法
    2. LDK20畳とリビングの違い
      1. 20畳LDKで狭く感じやすいパターン
      2. 内訳を“見える化”すると判断がラク
      3. “狭い”を防ぐ現実的な工夫
    3. 縦長横長正方形の間取り
      1. 横長リビングの特徴
      2. 縦長リビングの特徴
      3. 正方形に近い間取りの注意点
      4. “見た目の広さ”は視線設計で作れる
    4. 20畳リビング家具配置の盲点
      1. 「通路の確保」が最優先
      2. 中央に置く家具は“最小限”が鉄則
      3. テレビ周りで失敗しやすいポイント
    5. 20畳リビング収納不足で狭い
      1. 散らかりやすい物は“定位置”が命
      2. 収納は“増やす”より“使える形”が大事
  2. リビング20畳が狭いときの解決策
    1. 20畳リビングレイアウトとリフォーム
      1. ゾーニングの作り方
      2. 家族の生活動線を先に固定する
      3. リフォームで効くアイデア
    2. 20畳リビング家具選びの要点
      1. ソファ選びは「幅」より「奥行き」が効く
      2. “置ける”より“使える”を基準にする
      3. 搬入・配置の“現実”も見落とさない
    3. 20畳リビングインテリアと色
      1. 広く見える「配色の考え方」
      2. “生活感”が出る場所を先に潰す
    4. 照明・間接照明で広く見せる
      1. 照明は「層」を作ると失敗しにくい
      2. リビングが狭く見える「暗がり」を作らない
    5. 吹き抜けと大開口窓で開放
      1. 吹き抜けのメリット・デメリット
      2. “抜け”は窓だけじゃ作れる
    6. リビング20畳が狭い悩みまとめ
      1. 迷ったときの“整える順番”
      2. 「狭い」の正体は“生活の詰まり”かも
      3. 最後はプロの目を借りるのもアリ

リビング20畳は狭い?判断基準

まずは「本当に狭いのか」を整理します。20畳という数字だけで判断せず、LDK表記の落とし穴、間取り形状、家具の置き方まで含めて見ていくのがコツです。ここを押さえるだけで、焦りがだいぶ減ると思います。

20畳リビングの広さ感覚

20畳は、一般的に“ゆとりが出やすい”広さの目安に入ります。ただし、まず知っておきたいのが「畳=絶対に同じ大きさ」じゃないこと。地域や規格で畳のサイズが違うので、同じ“20畳”でも実面積はブレます。だから私は、畳数だけでなく㎡(平米)でもざっくり把握するのをおすすめしています。

不動産の広告表示では、畳数表記に関して「1畳あたり1.62㎡以上」という扱いが基本ルールになっています。つまり、広告上の“20畳”は目安として1.62㎡×20=32.4㎡以上というイメージが持てる、ということです。根拠をはっきりさせたいあなた向けに、一次情報も置いておきますね。(出典:不動産の表示に関する公正競争規約施行規則(不動産公正取引協議会連合会))

ここで大事なのは、広さの体感は「床面積」だけで決まらないってことです。たとえば、同じ20畳でも、天井が低い・窓が小さい・壁が濃い色・家具が大きい・収納が少なくて散らかる、みたいな条件が重なると、体感は一気に“詰まって”見えます。逆に、床が見える面積が多い、視線が抜ける、明るい、通路がスッと通る、これが揃うと「20畳ってこんなに広いんだ」って感じやすいです。

あと、家族構成でも変わります。夫婦2人で20畳なら、くつろぎ+食事+ちょい作業スペースまで入れても余裕が出やすいです。一方で、4人家族で「ソファ大きめ」「ダイニング大きめ」「子どもの荷物多め」だと、同じ20畳でも“生活感”が出やすく、狭く感じる方向に振れがち。つまり、広さ感覚を判断するときは、あなたの暮らし方の条件もセットで見ないとズレます。

体感をズラさないためのチェック方法

図面を見て「広そう」に感じても、暮らし始めてから「思ったより…」になるのは、スケール感が頭の中で勝手に補正されるからです。私は見学のとき、次の3つを必ずやるようにしています。

  • 床にメジャーで線を引くイメージ:テレビボード幅、ソファ幅、テーブル幅を紙に書いて図面上に置く
  • 通路幅を意識:人がすれ違う場所、椅子を引く場所、キッチン前の動線を優先する
  • 視線の抜け:ソファに座ったとき、どこまで見えるか(壁で止まるか、窓へ抜けるか)を見る

現地での確認がいちばん確実

図面だけだとスケール感がずれやすいので、モデルハウスや見学会では「ソファに座った視線」「キッチンからの見通し」「通路の幅」を体感しておくのがおすすめです。数字はあくまで一般的な目安なので、最終的には実物で感覚を合わせるのがいちばんです。

注意

畳数や㎡換算は便利ですが、建物ごとの設計・家具サイズ・暮らし方で“ちょうど良さ”は変わります。断定ではなく、あくまで目安として捉えてください。迷う場合は、設計士やインテリアコーディネーターなど、専門家への相談を前提に進めると安心です。

LDK20畳とリビングの違い

LDK20畳とリビングの違い

ここ、ほんとに勘違いが起きやすいポイントです。20畳リビングは「リビング単体で20畳」。一方、20畳LDKは「リビング・ダイニング・キッチン全部を足して20畳」です。言葉は似てるのに、体感はまるで違います。

たとえば20畳LDKに、ペニンシュラキッチン(対面で腰壁あり)を入れるとします。キッチン本体の奥行き+通路+背面収納で、どうしても面積を使います。そこにダイニングテーブルを置いて、椅子を引くスペースも必要。すると、残りがリビングエリアになるので「ソファ置いたら狭いかも…」が起きやすいんです。20畳という数字が“全部込み”だと、リビング単体は想像よりコンパクトになりがちですよ。

20畳LDKで狭く感じやすいパターン

私がよく見るのは次の3つです。あなたの図面、当てはまってないかチェックしてみてください。

  • キッチンが大きい:アイランド・背面カップボードが長い・パントリーが隣接している
  • ダイニングが中心を取る:テーブルを回遊させるために周囲を広く取っている
  • 通路が交差:玄関→洗面→LDK、階段→LDKなど、人の流れがリビングを横切る

内訳を“見える化”すると判断がラク

おすすめは、LDKをざっくり3つに分けて面積配分を考えることです。たとえば「キッチン+通路」「ダイニング」「リビング」。ここで、先にダイニングの席数とテーブルサイズを決めると、残りのリビングが見えやすくなります。

チェックのコツ

  • LDKの内訳(リビング何畳相当か)を確認する
  • キッチンの奥行きと通路幅を数値で見る
  • ダイニングテーブルの置き場所を先に決める

“狭い”を防ぐ現実的な工夫

もし20畳LDKで「リビング部分が小さくなりそう」と思ったら、手はいくつもあります。たとえば、ダイニングテーブルをコンパクトにする(伸長式もアリ)、ソファは奥行き浅めにする、テレビは壁掛けにしてボードを小さくする。こういう“足し算引き算”で、体感はかなり変わります。

ただし、ここでやりがちなのが「家具だけ小さくして、暮らしの快適さが下がる」こと。家事動線が詰まる、椅子を引くと通れない、収納が足りない…これだと本末転倒です。最終的な判断は専門家にご相談ください。間取りのプロは、数字だけじゃなく生活の流れまで含めて提案してくれます。

縦長横長正方形の間取り

縦長横長正方形の間取り

同じ20畳でも、形で“広さの感じ方”はガラッと変わります。ざっくり言うと、視線が抜ける方向が長いほど広く感じやすいです。ここ、けっこう盲点なんですよね。

横長リビングの特徴

横長リビングは、窓を横に大きく取りやすいので、明るさと開放感を出しやすいです。南面に大開口を入れられるなら、昼間の体感はかなり気持ちいいと思います。反面、キッチンが端に寄る配置だと、配膳動線が長くなったり、ダイニングとリビングの距離が伸びたりしがち。結果として、家具を置く位置が限定されて「広いのに使いづらい」になってしまうこともあります。

縦長リビングの特徴

縦長リビングは、入口側にダイニング、奥にリビングといったゾーニングが作りやすいです。空間を自然に分けられるので、「生活が散らかって見えにくい」メリットもあります。ただ、奥側が暗くなりやすいので、照明計画と窓計画は必須。照明が弱いと、奥が沈んで見えて狭く感じやすいです。

正方形に近い間取りの注意点

正方形に近い間取りは、まとまりがあって家具を置きやすい一方で、視線の伸びが短く“詰まって見える”こともあります。特に中央にテーブルやソファを置くと、視線が家具で止まりがち。ここを避けたいなら、背の低い家具で揃える、壁際に寄せて床を見せる、窓方向に視線が抜ける配置にする、といった工夫が効きます。

広く見せたいなら、壁の一面を抜け(窓・抜け感のある収納・低い家具)に寄せると効果が出やすいです。抜けがある面が1つでもあると、体感が変わりますよ。

“見た目の広さ”は視線設計で作れる

私が間取りを見るとき、必ず意識するのが「視線の通り道」です。ソファに座ったとき、ダイニングに座ったとき、キッチンに立ったとき、それぞれで視線がどこまで抜けるか。視線が壁で止まるのか、窓や奥の壁まで伸びるのかで、同じ面積でも体感が変わります。

だから、窓の位置やサイズだけでなく、家具の高さ、収納の見せ方、照明の当て方まで含めて“視線をデザイン”するのがポイント。これはセンスというより、ルールの積み重ねなので、ひとつずつ整えていけば大丈夫です。

20畳リビング家具配置の盲点

20畳リビング家具配置の盲点

狭さの体感でいちばん多いのが、家具配置のミスです。特に「大きいソファをどーん」「中央にローテーブル」「大きいテレビボード」が重なると、床が見えなくなって一気に狭く見えます。しかも、見た目だけじゃなくて動線が詰まるので、日常のストレスに直結します。ここ、地味に効くんですよね。

基本は壁際に寄せて、中央に余白(通路)を作ること。さらに、家具の“高さ”も重要で、背が高い家具が視線を遮ると圧迫感が出ます。だから、リビングは特に低め・軽め・抜け感を意識すると失敗しにくいです。

「通路の確保」が最優先

おしゃれな配置より先に、まず通れるかどうか。人が通る、椅子を引く、掃除機をかける、子どもが走る、洗濯物を運ぶ。生活って意外と動きます。通路幅が足りないと、リビングが“家具の迷路”になって狭く感じやすいです。

家具寸法の目安(一般的)

シーン目安のクリアランス狭く見えにくいコツ
人が1人通る60cm前後よく通る場所は余裕を足す
人がすれ違う90cm前後回遊動線は特に意識
椅子を引いて座る80cm前後背面に壁があると圧迫感増
ソファ前の通路60〜80cm前後ローテーブルのサイズに注意

※数値はあくまで一般的な目安です。家族構成や生活スタイルで最適値は変わります。

中央に置く家具は“最小限”が鉄則

中央に家具を置くと、視線がそこで止まります。だから、置くなら最小限に。ローテーブルも、必須じゃなければネストテーブルやサイドテーブルで代用すると、床が見える面積が増えて広く感じやすいです。子どもが小さい時期なら、テーブル角の安全面でもメリットがあります。

テレビ周りで失敗しやすいポイント

テレビボードを大きくしすぎると、面積も視線も取られます。おすすめは、壁掛けやフロートタイプで“床を見せる”こと。配線も隠せると生活感が減って、空間がすっきりします。ここはリフォームや造作で改善できることもあるので、悩むなら早めに相談しておくといいかなと思います。

注意

見た目優先で配置すると、生活が回らなくなることがあります。通路が狭い、椅子が引けない、掃除がしにくい…こういう小さなストレスが積み重なると、結局「狭い家だった」と感じやすいです。住まい方に合わせて、無理のない配置を優先してください。

20畳リビング収納不足で狭い

収納が少ないと、床にモノが出て“散らかり”が常態化しやすいです。すると、面積は同じでも体感は一気に狭くなります。しかも、散らかると視線がゴチャついて、実際よりも圧迫感が増えるんですよね。だから私は「広く見せたいなら、まず収納」ってよく言います。

おすすめは、片付ける場所を「動線の近く」に作ること。たとえば、リビング入口近くにファミリークローゼット、ソファ裏に薄型収納、ダイニング脇に日用品ストック棚など。戻すのがラクだと散らかりにくいです。逆に「しまう場所はあるけど遠い」と、出しっぱなしが増えます。

散らかりやすい物は“定位置”が命

リビングで散らかりがちな物って、だいたいパターンが決まっています。郵便物、学校のプリント、充電ケーブル、リモコン、おもちゃ、薬、文房具、ティッシュやウェットシート。これらは、引き出し奥にしまうと戻しにくいので、浅い収納ワンアクションで出し入れできる収納が相性いいです。

よく散らかる物とおすすめ定位置

おすすめ定位置コツ
郵便物・書類玄関〜リビング動線の浅いトレー“一時置き”を公式に作る
おもちゃリビング内の低い収納ボックス戻す高さを子どもに合わせる
リモコン類ソファ横のサイド収納探す時間をゼロにする
充電ケーブル壁コンセント付近のボックス見えない収納で生活感OFF

※家族の動線に合わせて最適な置き場は変わります。あくまで目安として調整してください。

収納は“増やす”より“使える形”が大事

収納を増やしても、奥行きが深すぎる・扉の開け閉めが面倒・中が見えない、だと結局使われません。広く見せるための収納は、毎日使えることが条件です。なので私は、リビング収納は「浅め」「低め」「見つけやすい」を優先します。壁面収納を入れるなら、よく使う物は腰高くらいまで、季節物は上、重い物は下、みたいにゾーン分けすると管理がラクです。

注意

造作収納や壁面収納は便利ですが、入れたい物量に合っていないと「結局あふれる」になりがちです。設計前に、持ち物の量とカテゴリ(書類・玩具・掃除道具など)を一度棚卸ししておくと失敗が減ります。迷ったら、収納計画も含めて専門家に相談するのがおすすめです。

リビング20畳が狭いときの解決策

ここからは「狭いかも」を「ちょうどいい」に寄せる具体策です。家具の選び方から、照明・内装、吹き抜けや窓計画、リフォームの現実的な手段までまとめます。やることが多く見えるかもしれませんが、順番を守ると意外とスムーズに整いますよ。

20畳リビングレイアウトとリフォーム

レイアウトは、いきなり家具を並べるよりゾーニングから入るのが正解です。20畳の中で「くつろぐ」「食べる」「作業する」「子どもが遊ぶ」をどう共存させるかを先に決めます。ここを曖昧にすると、後から家具が増えて、結果的に“狭い”に近づきます。

ゾーニングの作り方

ゾーニングは難しそうに見えますが、やることはシンプルです。「ここは何をする場所?」を決めて、それに合う“目印”を置くだけ。目印は、ラグ、照明、家具の向き、床材の切り替えなどが使えます。

  • ラグでリビングの境界を作る
  • 照明をエリアごとに分ける
  • 低い収納でゆるく仕切る

家族の生活動線を先に固定する

私はレイアウトを考えるとき、「通る道」を先に確保します。玄関から入って、荷物を置いて、手を洗って、キッチンに行って、食卓へ行って、リビングへ…この流れが詰まると、広さがあっても“暮らしにくい=狭い”と感じやすいです。なので、家具は通路を邪魔しない場所へ寄せる、回遊が必要ならぐるっと回れる余白を残す、が基本です。

リフォームで効くアイデア

もし「間取り自体が原因」なら、部分的なリフォームも選択肢です。隣室との間仕切りを引き戸にする、壁を抜いて一体化する、収納を造作するなどで体感が変わります。たとえば、和室を取り込んでリビングを拡張する、壁の一部を室内窓にして視線を抜く、階段下を収納にする、といった工夫は“面積を増やさずに広く見せる”方向で効きます。

レイアウトの優先順位(迷ったとき用)

  1. 通路・動線(通れることが最優先)
  2. ダイニングの座りやすさ(椅子が引ける)
  3. リビングのくつろぎ(視線の抜け・距離感)
  4. 収納の定位置(散らかり対策)

構造壁かどうか、配線や換気計画に影響が出るかで工事の可否と費用感は大きく変わります。工法や建物の状態によっても違うので、最終的な判断は専門家にご相談ください

20畳リビング家具選びの要点

20畳リビング家具選びの要点

広く見せたいなら、家具は「大きさ」より「抜け感」です。ポイントは3つ。ここを守るだけで、20畳が“ちゃんと20畳っぽく”見えやすくなります。

  • 脚付きで床を見せる
  • 背の低い家具で視線を通す
  • 兼用家具で数を減らす

ソファ選びは「幅」より「奥行き」が効く

ソファで失敗しやすいのが、座り心地を重視して奥行きが深いタイプを選び、通路が削られてしまうパターン。特にリビングとダイニングが一体のLDKでは、奥行きが数cm違うだけで体感が変わります。私は、まず通路を確保して、そこから入る奥行きを選ぶ順番にしています。

“置ける”より“使える”を基準にする

家具は置けても、使いにくいとストレスになります。ダイニングの椅子を引くと通れない、ソファ前のテーブルでつまずく、テレビ前が狭くて子どもが遊べない。こういう状態だと、広さがあっても「狭い家だな…」って感じやすいです。暮らしの動きがスムーズかを基準にしてみてください。

搬入・配置の“現実”も見落とさない

意外と大事なのが、家具が玄関や廊下を通るか、階段を上がれるか、という搬入面です。新築なら、窓から入れる想定で設計することもありますが、現実には搬入費が上がるケースも。家具選びの前に、搬入経路と設置スペースを確認しておくと安心です。製品の詳細寸法や推奨設置条件はメーカーごとに異なるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください

たとえば、収納付きベンチをダイニングに入れれば収納家具が1台減りますし、折りたたみテーブルやネストテーブルなら普段はコンパクトにできます。家具を“増やさない設計”にすると、20畳はちゃんと余裕が出ますよ。

20畳リビングインテリアと色

インテリアは、色と素材で体感が変わります。狭く見えやすいのは、濃い色の面積が広い・柄が強い・素材が重い(黒や濃茶、大柄、重厚)というパターン。好きなテイストがあっても、面積の使い方を間違えると“圧”が出やすいので注意です。

広く見せるなら、ベースは明るめでまとめつつ、アクセントは小さく効かせるのが扱いやすいです。壁・床・天井のトーンを近づけると、境界がなじんで広く見えます。これはもう定番ですが、やっぱり効きます。

広く見える「配色の考え方」

ポイントは、面を分断しないこと。床が濃くて壁が白で天井も白、これはこれでシャープですが、家具まで濃くすると重さが出ます。逆に、床も壁も明るめでまとめると、部屋が一体に見えて広く感じやすいです。アクセントを入れるなら、クッションやアート、照明の光など「小さな面」で効かせると失敗しにくいですよ。

インテリアで広く見せるコツ

  • カーテンは壁に近い色で一体感を出す
  • ラグは床となじむ色で分断を減らす
  • ツヤ感やガラスを少し入れて光を回す
  • 柄物は小面積で使う(クッションなど)

“生活感”が出る場所を先に潰す

狭く見える原因のひとつが、生活感の集合体です。配線が見える、充電器が散らばる、紙類が山になる、子どもの物が床に広がる。これが視線に入ると、空間がゴチャついて見えます。対策はシンプルで、生活感が出る物の置き場を決めて、視線の高さから隠す。隠すって言っても“全部しまいこむ”ではなく、見える場所のノイズを減らすイメージです。

コツ:カーテンは壁と近い色、ラグは床となじむ色にすると“面がつながって”見えやすいです。ここを揃えるだけで、部屋のまとまりがグッと出ます。

照明・間接照明で広く見せる

20畳クラスになると、照明は「1灯でドン」より、複数の光で立体感を作るほうが快適です。天井照明だけだと陰影が単調になって、逆に広がりが出にくいこともあります。照明って、広さ感覚に直結するのに後回しにされがちなので、ここは意識してほしいところです。

おすすめは、間接照明で壁や天井を照らして“奥行き”を作ること。テレビ背面、飾り棚、壁面収納の上などに光を当てると、視線が伸びて空間が広く感じやすいです。光が当たる面が増えるほど、部屋は広く見えます。

照明は「層」を作ると失敗しにくい

私は照明を考えるとき、ざっくり3層で考えます。全体を照らす光(ベース)、手元や作業を照らす光(タスク)、雰囲気を作る光(アクセント)。これを組み合わせると、明るさもムラが減って、居心地が良くなります。

  • ベース:ダウンライト、シーリング、間接で全体を明るく
  • タスク:ダイニング上のペンダント、キッチン手元灯
  • アクセント:テレビ背面、壁面、棚の間接、フロアライト

リビングが狭く見える「暗がり」を作らない

縦長リビングで奥が暗い、ソファの裏が暗い、ダイニングの隅が暗い。こういう“暗がり”があると、空間がそこで切れて見えて狭く感じます。だから、光の当たりにくい面を意識して、壁や天井を照らす照明を入れるのがコツ。間接照明が難しければ、スタンドライトでもOKです。

注意

照明は配線計画とスイッチ位置がセットです。新築なら早めにプランに入れるほど失敗が減ります。製品の仕様や推奨施工はメーカーごとに異なるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。設置位置や調光の可否などは、施工会社ともすり合わせてください。

「夜にくつろぐ時間が多い」なら、光を増やすより、光を分けるほうが満足度が上がりやすいです。明るさのオンオフができると、リビングが“場所として完成”します。

吹き抜けと大開口窓で開放

吹き抜けと大開口窓で開放

「床面積はそのままでも広く感じたい」なら、吹き抜けと大開口窓は効果が大きいです。縦方向に視線が伸びると、体感の圧迫感がぐっと減ります。20畳で狭いと感じるケースって、実は“天井が低い・抜けがない”が原因になってることも多いんです。

また、大開口窓で外に視線が抜けると、室内と屋外がつながって見えやすいです。さらにウッドデッキを床と近い高さでつなげると、外まで続くような錯覚が作れます。これ、体感的には本当に効きます。

吹き抜けのメリット・デメリット

吹き抜けは良い面もある一方で、注意点もあります。たとえば冷暖房効率、音の伝わり、匂いの回り方、メンテナンス(高所の掃除)など。だから私は、吹き抜けを採用するなら、断熱・空調計画とセットで考えるのがおすすめです。ここは住まい全体の設計に関わるので、プロの意見が効きます。

注意

大開口窓は開放感が強い反面、日射・視線・防犯・カーテン計画などもセットで考える必要があります。地域の気候や周辺環境で最適解は変わるので、断定せず「自分の条件に合うか」で見極める」前提で検討してください。迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください

“抜け”は窓だけじゃ作れる

大開口を入れられない場合でも、抜けは作れます。たとえば、室内窓で視線を通す、建具をガラス入りにする、背の高い家具を置かない、壁面収納をフロートにする、照明で壁面を明るくして奥行きを作る。こういう手段でも、体感は変わります。つまり、吹き抜けや窓は強力な手段だけど、必須ではないです。あなたの予算や優先順位に合わせて選べばOKです。

一方で、吹き抜けは冷暖房効率や音の伝わり方に影響が出ることもあります。住まい方とセットで検討すると安心です。設備や仕様の正確な条件は、必ずメーカーや施工会社の説明を確認してください。

リビング20畳が狭い悩みまとめ

リビング20畳が狭い悩みまとめ

リビング20畳が狭いと感じるかどうかは、面積よりもLDK表記の内訳、間取り形状、家具配置、収納量、光の入り方で決まることが多いです。数字だけ見て「狭い家かも」と落ち込む必要はなくて、原因を分解すると、対策がちゃんと見えてきます。ここ、いちばん伝えたいところです。

迷ったときの“整える順番”

私のおすすめはこの順番です。理由はシンプルで、前の工程が整っていないと次が効きにくいから。

  1. 家具を壁際に寄せて中央に余白を作る
  2. 収納を動線近くに足す(散らかりの温床を潰す)
  3. 照明で奥行きを作る(暗がりを消す)
  4. 必要なら間取り・開口を見直す(抜けを作る)

「狭い」の正体は“生活の詰まり”かも

20畳でも狭く感じるときって、実は面積が足りないというより、生活が詰まっていることが多いです。通路でぶつかる、椅子が引けない、物が床に出る、光が届かない。だから、ひとつずつ詰まりを減らすと、体感はちゃんと変わります。「うちの場合は何が原因?」と考えるだけで、改善の方向が見えるはずです。

最後はプロの目を借りるのもアリ

それでも不安が残るときは、間取りのプロ(設計士・インテリアコーディネーター・リフォーム会社)に「家具配置込み」で相談するのが近道です。暮らし方に合う答えは家ごとに違いますし、数値の扱いも物件で前提が変わることがあります。この記事の数値はあくまで一般的な目安として受け止めて、最終的な判断は専門家にご相談ください

あなたのリビング20畳が「狭い」になるか「ちょうどいい」になるかは、設計と整え方次第です。焦らず、順番にいきましょう。

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